1866年の創立以来、ウェズリー・カレッジは、優秀な教育によって、また先駆的な教育・学習方法によって知られてきました。

ウェズリー・カレッジは、真の教育、すなわち子どもの全き人格としての発育を目指す全人教育の理念を反映する教育を提供します。

ウェズリーの教育は、全ての生徒が生涯学習意欲を持ち続け、自分の固有の情熱や才能を開花させ、それぞれが存分に世の中に貢献できるようにします。

当校が大切にするもの

ウェズリーは、全人教育の理念のもとで包摂、受容、多様性を認め、推奨し、歓迎する、世界トップレベルの教育を実践しています。

私たちが大切にするもの:

  • 一人一人に固有の才能と価値
  • 全ての学習分野において自分の最善を尽くすこと
  • 多様性と開放性
  • 共に生きる全ての人の精神的・社会的福祉
  • 幅広くバランスのとれたカリキュラム
  • 精神性―キリスト教やその他の信仰を受容
  • 当校の歴史と伝統

教育方針

ウェズリーは、生徒が自分の打ち込めることを見いだし、才能を開花させることができる卓越した教育を提供します。

時を経ても変わらぬ真の教育の原則は、以下の四つです:

  • 「知る」ための学び急激に変化する世の中にあって自立した思考ができること、人生のあらゆる段階で新たなスキルや知識を探求することを身につけられるようにします。
  • 「行動する」ための学び 真の学びは、経験、行動、関わり合いの中で養われます。当校の生徒は、実際の経験を通じて、自らの知識と技能をどのように意味のある積極的な行動につなげていけるかを学びます。
  • 「共に生きる」ための学び 「自分自身を知る」ことは人との関わり合いの経験から学ぶものです。当校では、広い世の中とそこでの自分の立ち位置を知るために必要な協力・対人・社会スキルを学びます。
  • 「存在する」ための学び 幼稚園から12年生までの全ての生徒の前には、本当の自分を見つけ最善の自分になるための道を歩む前途が開いています。そして、開放的でバランスのとれた、強靱な世界市民として巣立っていきます。

福利および心と生活のケア

Three girls studying together生徒一人一人の福利は私たちが最も大事にすることであり、ウェズリーは充実した心と生活のケアで知られています。

教師は担当する生徒の学業と社会的・個人的福利に常に気を配り、チューターやカウンセラー、チャプレンらがそれをサポートします。

全側面から総合的にケアすることで、生徒の学業と社会的・心理的、身体的、精神的発育が促進されます。

少人数コミュニティ

当校キャンパスは、幼少期から思春期、青年期へと成長する生徒の発達段階に沿って、それぞれに見合った心と生活のケアを提供する「ミニスクール」が編成されています。

小学校、中学校、高等学校に相当する少人数学習コミュニティを編成することにより、教師は一人一人の生徒をよく知り、それぞれの必要に最も適した教育とケアを提供することができます。

小学校と中学校ではホームルームに担任がおり、高等学校では、所属するハウスのハウスチューターがそれぞれのハウスの生徒に目を配ります。この制度により、生徒たちは学年が異なる生徒と協力し、一緒にスポーツや芸術、自己研鑽活動にいそしみ、社交イベントを楽しむことができます。こうして得られた同級生や先輩後輩の絆は、コミュニティへの帰属を強く印象づけます。

保健

各キャンパスに設けられたヘルスセンターは、生徒たちが心を開くことができる、安全で、秘密が守られる場所です。公認看護師が常勤するヘルスセンターは、応急措置、救命処置、健康カウンセリングを提供しています。当校の看護師らは保健の全分野に豊富な経験を持ち、生徒たちの心と体の必要に対応します。