2024年度卒業生のみなさん、おめでとうございます

2024年度のビクトリア州教育修了証(VCE)および国際バカロレア・ディプロマプログラム(IB DP)卒業生たちは、目覚ましい学業成績をおさめました。

その学習に対する深い情熱と、目標に向けて粘り強く取り組む姿勢が、素晴らしい成果につながったのです。一人一
人の軌跡が個人的な成長と学問的な進歩を物語り、あらゆる活動領域において勇気と探求心、そして卓越を追求す
る強い意志を示しています。

教室内での学習はもちろん、スポーツ、音楽や芸術分野、リーダーシップや地域社会への貢献活動など、2024年度
卒業生たちは自らの限界に挑戦し、有意義なインパクトをもたらすためにあらゆる機会を活用してきました。その功
績はウェズリー・カレッジのコミュニティを豊かにしましたが、本人たちにとっても、この学校を巣立った後も末永く力
になってくれることでしょう。

私たちは男女共学のオープンエントリー制の先進的な学校として、生徒の学業上の成果だけでなく、バランスのとれた人間性を育んできたことに大きな誇りを持っています。彼らの努力が道を拓くことは間違いありませんが、それ以上に、彼らが備えている品性、思いやり、そして決意が、将来の成功を形作る大切な要素となるでしょう。

また、ウェズリー・カレッジにおける留学生の学びを支えてきた優秀な教職員、とりわけ英語力準備プログラムのスタッフ、留学生コーディネーター、シニアスクールのスタッフの皆さんの献身的な取り組みにも深く感謝を表します。

2024年には、中国、ベトナム、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、韓国からの留学生をカレッジに迎えましたが、この留学生たちは非常に優秀な学業成績を収め、ATAR中央値は90.65に達しました。VCEを修了した生徒に限ってみると、その中央値のATARは94.80という素晴らしい結果です。彼らの進路希望は科学、情報技術、商学、ヘルスケア、ビジネス、芸術、クリエイティブアーツなど多岐にわたり、メルボルンを代表する大学への進学はもちろん、海外の大学への進学を目指す生徒もいます。そして、2024年度の卒業生は全員が第一ラウンドで大学からのオファーを獲得しました。2024年度卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。
皆さんが残した粘り強さ、思いやり、そして向上心の遺産は、今後の大きな活躍を裏付けるものとなるでしょう。これから始まる新しい章が、皆さんにとって大きな成功と充実感で満たされることを願っています。

2024年度卒業生の成績:

  • IB DP履修留学生のATAR中央値は90.25点
  • VCE と IB DP を合わせた留学生全体のATAR中央値は83.85点
  • 33%の12年生がATAR90点以上、オーストラリア全体のトップ10%以内に。
  • VCEおよびIB DP履修生の100%が第一志望の進学先に合格。

留学生にとって優れた成績

  • IB DPを学ぶ留学生のATARの中央値は89.9である。
  • 国際VCEとIB DPの学生のATARの中央値は90.65である。

パンフレットをダウンロード

Dominic Wangドミニク・ワン
VCE最優秀,ATAR 99.80

寄宿舎スタッフの方々は、私が集中して取り組みたいことに全力を注げるよう、素晴らしい生活環境を整えてくださり、助けが必要なときには、いつでもサポートしてくれました。共学校という環境の中で、私たちは互いを尊重し、理解し、サポートし合うことを学びました。それは自分自身の独自性を大切にすると同時に、他の人々の多様な成果を認め、喜び合うことの大切さを教えてくれました。

Song Zi Yuジ・ユー・ソン
IB DP, ATAR 99.60

ウェズリー在学中に最も記憶に残っているのは、シニアスクールのハウス
キャプテンとして、自分のハウスをハウス水泳大会やハウス陸上大会で勝利に導き、最終的にハウスカップを獲得したことです。これらの経験を通じて、リーダーシップや協力、コミュニケーション、組織力など多くのスキルを学ぶと同時に、他者の持つ特性を知り、自分の情熱を探求する機会も得ました私にとって水泳は大切な活動であり、12年生の一年間で溜まったストレスを解消し、日々の集中学習で酷使した頭をリラックスさせる時間になりました

Kelly Cheungケリー・チュン 
VCE, ATAR 97.75

学校の勉強、課外活動、そして自分の自由時間のバランスを取ることは、12年生の一年間を健康的かつ成功に導くうえでとても大切でした。常に整理整頓をし、柔軟な姿勢で臨むことで、ストレスを抑えつつ目標に向かって進むことができました。この一年間を乗り切れたのは、ウェズリーの支えある環境のおかげだったと思います。学業面での成功を支えてくれた先生方のたゆまぬご尽力には、心から感謝しています。困難に直面したとき、私は先生やクラスメートに気兼ねなく助けを求めることができました。今後は、大学でデータサイエンスを学びたいと思っています。